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フードバンクについてHEADLINE

フードバンクの仕組み

フードバンクとは、食品ロスとして廃棄されそうな食料をスーパーマーケットや農業生産者、食品製造企業等、食品関連事業者の皆様から寄付していただき、食料を必要としている方やその支援団体に提供して、有効に活用する活動です。



フードバンクの機能

フードバンク活動には、食品ロスを削減する効果や生活に困難を抱えている方への食料シェアによる支援だけではなく、子ども食堂や地域の福祉活動・団体との連携、食育の推進等により地域再生や地域活性化に効果があることが分かっています。



フードドライブについて

 フードバンクの仕組みの図のように、フードバンクが食品事業者からの食料提供をもとに活動を行うのに対し、フードドライブ活動は、家庭で活用されない食料を寄付してもらい、食料を必要な方へ直接配布したり、フードバンクを通じて食料シェアする活動です。
 近年、企業等の防災備蓄食料などの買替え時に、近隣のフードドライブ箇所に持ち込まれるケースがありますが、置き場所などの問題がありますので企業・自治体で発生する多量の食料寄付の場合は、フードバンクへの直接寄付をお願いいたします。
 フードドライブには、イベント的に短期間実施する方法とスーパーマーケットや銀行、温泉などに食品回収ボックスを常時設置し、いつでも食料を寄付できる方法があります。
 令和5年5月31日現在、愛媛県内では常設型フードドライブを実施している店舗などが73ヶ所にあり、家庭からの食品ロス削減に貢献しています。

 

フードドライブでご寄付いただきたい食料

穀類(米、小麦粉など)
保存食品(缶詰、瓶詰など)
乾物(海苔、豆など)
菓子類、離乳食、ミルク
飲料(PET飲料、保存水など)
インスタント食品、レトルト食品
調味料、食用油
ギフトパック(お歳暮、お中元)



ご寄付いただいた食料は、えひめフードバンク愛顔と連携団体である社会福祉協議会やこども食堂、福祉施設等を通じて、食料支援を必要としている個人や団体にお届けします。なお、お届け先(名称・場所)などの情報公開はいたしません。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

フードドライブのご寄付でご注意いただきたい点

 以下5点にあてはまらない食料は活用できませんので、ご留意ください。

未開封のもの(包装が破損していないもの)
賞味期限が明記され、期限が1ヶ月以上あるもの
常温保存可能のもの(冷凍、冷蔵、生鮮食品は不可)
製造者または販売者表示のあるもの
成分またはアレルゲン表示のあるもの
※アルコール類(みりん、料理酒は可)や手作り品(味噌、漬物等)は対象外です。
※これらを満たさない場合や食品の状態によっては、
お持ち帰りいただく場合があります。



企業様からの食料寄付、特に量が多い場合にはえひめフードバンク愛顔に
直接ご連絡ください。

 

フードバンクへの食品寄付にご協力ください!HEADLINE

食品製造業の皆様へ

製造途中で出荷できなくなった食料・食品を寄付してください。
例)生産過剰、外装の印刷ミス、原材料の表示のミス、へこみやキズなどのパッケージ不良。形状不良の商品や内容量計量ミスなど、製品品質に問題がないが出荷できないもの。

食品販売業の皆様へ

品質に問題はないが、販売できなくなった食料・食品を寄付してください。
例)二重包装の外装のみが破れた商品。キャンペーンが終了した後のキャンペーン対象商品。提供終了後の試供品など。

一般企業・自治体の皆様へ

防災備蓄食料の買い替えにより、余剰となった古い防災備蓄食料を寄付してください。
できれば、6か月以上の賞味期限を残していただけると助かります。

農家の皆様へ

品質に問題はないが、出荷できない野菜などを寄付してください。
例)曲がったキュウリ、大きくなりすぎた大根など、形の悪い農作物(規格外品)。

その他、フードバンクで取り扱うことができる食品をお持ちの事業者様・個人の方

缶詰などの加工食品全般、野菜・果物などの生鮮食品、防災備蓄品、米・パンなどの穀物・冷凍食品などで安全性や品質に問題がないものを寄付してください。
できるだけ、1~2週間程度、賞味期限に余裕のあるもののご寄付をお願いします。

※賞味期限の切れた食品、お弁当類や惣菜パンなど販売期限と消費期限の間隔が短く配送が困難なもの、衛生上品質に問題があるものなどは、寄付を受け付けることができません。ご了承ください。

食品ロスの状況についてHEADLINE

国内の食品ロスの状況

 国内で1年間に発生する食品ロス(食べることができるにもかかわらず廃棄されている食料)は522万トンといわれています。(農林水産省令和2年度推計)
 この量は、東京ドーム4杯分よりも多く、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2020年で年間約420万トン)の1.2倍に相当します。

 

 そして、上記の円グラフのとおり、食品ロスの内訳は、食品事業者からの発生量が275万トン、家庭からの発生量が247万トンとなっており、事業系と家庭系の食品ロスはほぼ同じ量となっています。

愛媛県内の食品ロスの状況

 愛媛県内で発生する食品ロスの量は、年間5.1万トンと推計されています(愛媛県令和2年度推計値)。
 内訳は、事業系食品ロスが2万トン、家庭系食品ロスが3.1万トンとなっており、家庭系食品ロスの量が事業系を上回っています。

 

資料

【資料】
フードバンクの仕組み(PDF形式)
フードバンクの機能(PDF形式)
食品ロスの発生状況(PDF形式)
フードバンクとこども食堂の連携について(PDF形式)

「おもいやり食料」をもっと活用していきませんか

フードバンクで活用するのは、食べることができるのに、捨てられそうになっている食べ物。捨ててしまうと「食品ロス」になりますが、それを食べることに使うと、食べ物を必要としている方や団体の助けとなる「おもいやり食料」となります。

「おもいやり食料」という言葉は、私たちeワーク愛媛のフードバンク「えひめフードバンク愛顔(えがお)」がひろめようとしている言葉です。
「もったいない食料」を活用して「ありがとう」につなげる「おもいやり」のある食料という気持ちが込められています。

私たちは、誰かの特別な負担にならない、関わる人に不利益がない活動をめざします。HEADLINE


フードバンク活動において、特に重要なリソースをもっているのは、食品関連事業者の皆様方です。




フードバンクの活用は、受け取る側だけではなく、支援する側にもメリットがあります。社会貢献活動の実施により、企業の社会的責任(CSR)を果たすとともに、製品を無駄にせず「食べてもらえる(役立つ)」ことで従業員のモチベーション高揚に寄与します。
また、未利用食料の有効活用は、廃棄コストの低減・環境負荷低減にもつながります。

フードバンクの活動に参加してみませんか?HEADLINE


eワーク愛媛では、ボランティアや、就業体験希望の方を募集しています。

食品の運搬

食品の引き渡しのための運搬、拠点間の運搬等、食品を必要な場所に運びます。現状で一番必要とされています。
個人様・企業様・団体様いずれも大歓迎です!

食品の管理

寄付された食品の分類・保管・引き渡し等を行います。

イベント・広報など

シンポジウムや体験ツアーなどのイベント運営、定期報告を行う広報の作成などを行います。

フードドライブ(常設)にご協力ください

えひめフードバンク愛顔では、フードドライブを常設実施しております。
イベント的なフードドライブの開催も、いろんな会場にでかけて行っていますが、お近くの方は、常設のフードドライブもご活用ください。

現在、えひめフードバンク愛顔では、食品関連の事業者様や一般企業の皆様にご協力いただき、県内32ヶ所で店舗常設型のフードドライブを実施しています(2022年6月1日時点)。実施個所は図と表のとおりです。

店舗常設型フードドライブ実施個所

ご家庭で活用できない食料がありましたら、お近くの常設型フードドライブをご利用ください。

フードドライブで取り扱っている食料は図のとおりです。

フードドライブで取り扱っている食料











【フードドライブに関するお問合せ】

えひめフードバンク愛顔
中予事務局 松山市祓川2丁目1-5(三津教会内) TEL 089-952-7977 担当 森分(もりわけ)
東予事務局 新居浜市萩生1309-1 TEL 0897-47-4307 担当 難波江(なばえ)

2020年10月 フードドライブ開催報告

2020年10月3・4日 「愛媛の3Rフェア~えひめの『スゴeco』集合!」会場での開催報告

2021年2月 フードドライブ開催報告

2021年2月21~23日 「フジグラン松山(松山市宮田町)」会場での開催報告

お問い合せ先HEADLINE

eワーク愛媛/えひめフードバンク愛顔(えがお)

TEL:0897-47-4307
FAX:0897-40-6648
毎週月曜~金曜 / 午前9時から午後5時まで

メールでのお問い合わせ

t-nabae@eiai-works.jp(担当:難波江)
内容を確認でき次第、折り返しご連絡させていただきます。