フードバンクに関する書籍 第2弾上梓

食品ロス削減・フードバンク活動に関する書籍

食から未来変えるフードバンク

~続・瀬戸内食品ロス削減団~

特定非営利活動法人eワーク愛媛(えひめフードバンク愛顔)代表編著
☆編著者
 全国食品ロス削減研究会 全役員
  全国食品ロス削減研究会 代表 原田 佳子(社会福祉法人正仁会あいあいねっと代表)
  えひめフードバンク愛顔 代表  難波江 任(NPO法人eワーク愛媛 理事長)
  フードバンク山口 理事長   今村 主税(山口県立大学 国際文化学部 准教授)
  フードバンク岡山 理事長   糸山 智栄(岡山県学童保育連絡協議会 会長)
  フードバンク香川 理事長   土手 政幸(香川県職員)
 特別寄稿
  京都大学人文科学研究所教授  藤原 辰史
☆出版社 クリエイツかもがわ  ☆定価 2000円(税込 2200円)
☆構成  A5判・180ページ

☆Webサイト https://www.creates-k.co.jp/genre/shakai/10832/

環瀬戸内の5つのフードバンク団体が中心になって全国食品ロス削減研究会を設立して6年。その創設メンバーがそれぞれの立場と思いで執筆した新たな書籍がリリースされました。
今回は、京都大学の藤原辰史先生にもご寄稿いただき、食と農業、経済、福祉、平和の問題も取り上げています。
私たちフードバンカーが抱いている「フードバンクが必要無い世の中」「食品ロスが無く、食料に困る人が居ない世界」という通底した思いが、ページの隙間や行間、文字間から漂ってくる内容になったと思っています。
書籍の収益金は、フードバンク活動や研究会運営に活用させていただきますので、情報を広く発信いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
えひめフードバンク愛顔の代表・難波江は、第1章、第3章を担当いたしました。

第1章 フードバンクのディープな世界(多様性と社会的意義)
第2章 成り立ちも活動も個性的な5つのフードバンク
第3章 近年のフードバンク食料配布システム
第4章 ネットワーク型フードバンク活動の始まり
第5章 フードバンクの正体!?(あいあいねっとの活動をとおして)
第6章 食から変える(フードロス問題の背景)



<この情報に関するお問合せ>
特定非営利活動法人eワーク愛媛(担当:難波江<なばえ>)
 えひめフードバンク愛顔 本部事務局 新居浜市萩生1309-1
  TEL 0897-47-4307 FAX 0897-40-6648
  携帯TEL 090-4333-4308 E-mail eworksehime@gmail.com





愛媛のまじめな!地域循環型フードバンク活動のススメ!

本年1月から2月まで8回にわたり、FM愛媛で放送いたしました
愛媛県提供の「愛媛のまじめな!地域循環型フードバンク活動のススメ!」。
Podcastでも聴くことができます!
ヒント1、2 eワーク愛媛代表 難波江任
ヒント3、4 株式会社フジ 月原文子さん
ヒント5、6 ユウギボウシ愛媛 宮部元治さん
ヒント7、8 いこなす(クマノミ) 浦田真代さん
県内の取組みを知ることができますよ!
聴いてみてください!


農林水産省「令和5年度 食料・農業・農村白書」にて紹介されています。

農林水産省「令和5年度 食料・農業・農村白書」にて
eワーク愛媛のおもいやり食料、フードバンク活動が紹介されています。

農林水産省「令和5年度 食料・農業・農村白書」
農林水産省「令和5年度 食料・農業・農村白書」分割6(第1章第3節~第1章5節)】8ページ目で紹介されています。

「第2回義農大賞」を受賞いたしました!

2024年4月23日(火)
「第2回義農大賞」を受賞いたしました!


義農大賞とは

義農精神を持ち、活動を続けている個人・団体の功績を表彰するもの

義農精神とは…自分のことよりも他者を思いやる心、「利他の精神」

”義農”の由来

愛媛県伊予郡松前町の郷土偉人・義農作兵衛(ぎのうさくべえ)に由来します。

 義農作兵衛は1688年松山藩筒井村の貧しい農家に生まれ、幼い頃から農業に励みました。
 天保の大飢饉の時に食べる物がなく餓死する人が続出した中、作兵衛は休むことなく耕作に励んでいましたが、遂には飢えのため昏倒してしまいます。
 近隣の人は「命には代えられないので、その麦種を食べてはどうか」と勧めましたが、作兵衛は「一粒の種子が来年には百粒にも千粒にもなる。僅かな日を生きるために自分が食べてしまって、どうして来年の種子ができるか。ならば身を犠牲にして幾百人の命を救うことができたら私の本望である。」と言い、麦種を食べることなく後世のため残し死んでいきました。
 安永6年藩主・松平定静は彼の尊い死に対し碑を建立。明治14年には義農神社が、大正2年には頌徳碑が建立されました。
 このように義農作兵衛の自己を犠牲にしてでも他社を思いやる精神は「義農精神」をして今日も脈々と受け継がれています。

(参考…松前町ホームページ「郷土の偉人 義農作兵衛」)

第2回義農大賞授賞式

開催日:令和6年4月23日(火)
開催場所:松前町総合文化センター

 全国の多くの個人や団体の中からこの度eワーク愛媛の20年にわたる「若者の自立・就労支援活動」と「フードバンク等の生活困窮者支援活動」の2つが高く評価され、今回の大賞を受賞させていただきました。
 審査委員長のアグネス・チャンさんは「ひきこもりやニートなどの各々が持つ若者たちの才能が埋もれてしまう”もったいない”への支援と日本のみならず世界中で日々沢山の食料が廃棄されてしまう”もったいない”の両方を持ち合わせた活動に感銘を受けました。」と評価してくださいました。
 自立したい若者達のふみだす一歩を大切にし将来へ希望を持てるように、そしてフードバンク活動を通じての子どもや困窮した人々の食を通じた笑顔のために、義農作兵衛の精神を大切にこれからも頑張ってまいります。
 活動に賛同して下さる皆様のご協力と温かな支援があってこそできる活動です。今後ともeワーク愛媛をどうぞよろしくお願いいたします。

LINK






◆南海放送ニュース◆
新居浜市のNPO法人「eワーク愛媛」が“義農大賞” 県内初のフードバンク事業や若者の就労支援に尽力


写真


いただいた賞状とトロフィーです。義農作兵衛像が描かれており、ずっしりと重たいです。


eワークメンバーでの記念写真。