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「第2回義農大賞」を受賞いたしました!HEADLINE

義農大賞とは

義農精神を持ち、活動を続けている個人・団体の功績を表彰するもの

義農精神とは…自分のことよりも他者を思いやる心、「利他の精神」

”義農”の由来

愛媛県伊予郡松前町の郷土偉人・義農作兵衛(ぎのうさくべえ)に由来します。

 義農作兵衛は1688年松山藩筒井村の貧しい農家に生まれ、幼い頃から農業に励みました。
 天保の大飢饉の時に食べる物がなく餓死する人が続出した中、作兵衛は休むことなく耕作に励んでいましたが、遂には飢えのため昏倒してしまいます。
 近隣の人は「命には代えられないので、その麦種を食べてはどうか」と勧めましたが、作兵衛は「一粒の種子が来年には百粒にも千粒にもなる。僅かな日を生きるために自分が食べてしまって、どうして来年の種子ができるか。ならば身を犠牲にして幾百人の命を救うことができたら私の本望である。」と言い、麦種を食べることなく後世のため残し死んでいきました。
 安永6年藩主・松平定静は彼の尊い死に対し碑を建立。明治14年には義農神社が、大正2年には頌徳碑が建立されました。
 このように義農作兵衛の自己を犠牲にしてでも他社を思いやる精神は「義農精神」をして今日も脈々と受け継がれています。

(参考…松前町ホームページ「郷土の偉人 義農作兵衛」)

第2回義農大賞授賞式

開催日:令和6年4月23日(火)
開催場所:松前町総合文化センター

 全国の多くの個人や団体の中からこの度eワーク愛媛の20年にわたる「若者の自立・就労支援活動」と「フードバンク等の生活困窮者支援活動」の2つが高く評価され、今回の大賞を受賞させていただきました。
 審査委員長のアグネス・チャンさんは「ひきこもりやニートなどの各々が持つ若者たちの才能が埋もれてしまう”もったいない”への支援と日本のみならず世界中で日々沢山の食料が廃棄されてしまう”もったいない”の両方を持ち合わせた活動に感銘を受けました。」と評価してくださいました。
 自立したい若者達のふみだす一歩を大切にし将来へ希望を持てるように、そしてフードバンク活動を通じての子どもや困窮した人々の食を通じた笑顔のために、義農作兵衛の精神を大切にこれからも頑張ってまいります。
 活動に賛同して下さる皆様のご協力と温かな支援があってこそできる活動です。今後ともeワーク愛媛をどうぞよろしくお願いいたします。

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 ◆南海放送ニュース◆
 新居浜市のNPO法人「eワーク愛媛」が“義農大賞” 県内初のフードバンク事業や若者の就労支援に尽力


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いただいた賞状とトロフィーです。
義農作兵衛像が描かれており、ずっしりと重たいです。


eワーク代表・難波江夫妻の記念写真。