最近よく耳にする
「こども食堂」という言葉。
まだまだ、「本当は何なんか、よう分からん?」「何しよる所ぞね?」「子どもだけしか行けんのんかいねえ?」という人が多いかも知れません。
「こども食堂」のはじまり
「こども食堂」という名称と活動は、2012年東京都大田区にある八百屋さんが始めた「気まぐれ八百屋だんだん こども食堂」がきっかけで全国に広がりました。
「気まぐれ八百屋だんだん」の女将さんはこども食堂を
「子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂」だと言っています(「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー 公式パンフレット」より)。
なので、現在、全国に広がっているこども食堂は、一人や姉妹兄弟だけで食事をしないといけない孤食の子どもたちや困難を抱える家庭の子どもたちを支援することだけが目的ではないようです。
大人もお年寄りの方も、もちろん子どもたちも、地域のみんなで集まって、話しをしながら、手伝いもしながら、食事を楽しむ場になっているのが、現在のこども食堂です。