公開講座「困難を抱える若者の自立支援」を開催いたしました




「喝破道場(かっぱどうじょう)」の代表 野田 大燈さんの講演とトークセッションを開催

困難を抱える若者当事者や当事者の家族などの関係者、行政の若者自立支援関連部局、福祉協議会、自立援助ホームなどの若者支援関係者を対象に、若者の自立支援に関するセミナーを開催いたしました。 

講座名  「困難を抱える若者の自立支援 ~若者自立支援の現場から~」
開催日時  令和5年2月24日(金) 13:30~16:00
開催場所  新居浜市民文化センター 別館1階 第6会議室

内容
13:30~13:40 主催者挨拶
       「愛媛県若者支援ネットワーク推進事業と現在の県内の支援状況説明」
        eワーク愛媛 難波江 任
13:40~15:10 基調講演「困難を抱える若者の自立支援 ~若者自立支援の現場から~」
        講師:公益財団法人 喝破道場 理事長 野田 大燈 氏
15:20~16:00 トークセッション「困難を抱える若者の支援について」
        公益財団法人 喝破道場 野田 大燈 理事長
        eワーク愛媛 難波江 任
        東予若者サポートステーション 濱田 紀明 所長

詳細内容

「愛媛県若者支援ネットワーク推進事業と現在の県内の支援状況説明」
 特定非営利活動法人eワーク愛媛 難波江 任

 県内の困難を抱える若者の状況および、その支援状況についての説明、愛媛県若者支援ネットワークの事業説明・報告を行いました。



基調講演「困難を抱える若者の自立支援 ~若者自立支援の現場から~」
 講師:公益財団法人 喝破道場 理事長 野田 大燈氏

 若者達と農業でハーブなどを育てながら、体を動かすこと、人と人との支え合いを大切にして自立支援を行っている野田氏から
脱サラをして僧侶となり、喝破道場を開くまでの拠点づくりの苦労や、若者各々の持つ“特性”を伸ばすことの大切さなど
経験と実績に基づいた心惹かれるお話を聞かせていただきました。





トークセッション「困難を抱える若者の支援について」
 公益財団法人 喝破道場 野田 大燈 理事長
  eワーク愛媛 難波江 任
 東予若者サポートステーション 濱田 紀明 所長

 トークセッションでは、前出の喝破道場 理事長の野田大燈氏と東予若者サポートステーション所長の濱田紀明氏、eワーク愛媛 難波江任が
「困難を抱える若者の自立支援」について事例を説明し、会場も交えて意見交換を行いました。
 参加者からは、若者達が自立するためにはどのような支援が必要か、若者支援の現状や課題などについて質問があり、有意義な議論が行われました。
 また、若者の自立支援に農業を取り入れることの効果について、野田氏が実際行っている事業からの見解や、難波江が調査した結果などについて
説明しました。
 会場の参加者からも、具体的な困りごとの事例に基づいてのアドバイスを求める声や、支援事例としてその効果に関する質問など
活発な意見のやり取りがありました。



 本講演会を通して、若者達が自立するためには、自分自身を知り、自分の能力を信じて一歩踏み出す勇気が必要であることが再認識できました。
また、農業やハーブの栽培などの活動、移動販売などの農業体験、職業体験を通じて、若者達が体を動かすことや人との支え合いを大切にすることが
自立への道を開く一つの手段であることも示されました。

チラシ(pdfファイル)